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【不登校】ママ友との適切な距離感


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不登校の親御さんの悩みは、お子さんのことだけではありません。
不登校の実態を知らないママ友などの周囲の声が、親御さんとお子さんを 追い詰めてしまう場合もしばしばあります。
 
そこでここでは、
不登校における「ママ友との適切な距離感」をお伝えします。
 

目次
1.不登校の実態を知らないママ友の声
2.ママ友との関係性を知る
3.不登校の「他人事」と「自分事」
4.ママ友とは、距離を置く

 


 不登校の実態を知らない ママ友の声


 
お子さんが不登校になれば、親御さんは必死で、不登校について調べたり、お子さんへの接し方などを、色々学ばれると思います。
 
また、親御さんの中には、心療内科・カウンセリング・不登校支援機関 など、さまざまな専門機関で、「お子さんの意思を尊重してあげてください」「本人が動き出すタイミングを、待ちましょう」等の指導を受けた方も多いのではないでしょうか?

でも、不登校の実態を 何も知らないママ友に限って…
 
・子供に対して、なぜ強く出ないのか。
・布団にくるまってるなら、引っ剥がしてでも行かせるべきだ。
・親が甘やかすからだ。
・専門家が何と言おうと、始業式などの節目に行かなきゃ、また行けなくなる。
・強く言えないのは、子供に嫌われるのが嫌なの? 等々…
 
あーだこーだと言って来る場合がありますよね。

もちろん、心配して言ってくれていると思うのですが…
 
一生懸命、不登校と向き合っている親御さんにとっては、正直、凹みますし、大きなお世話です。
 
だから、「スルーしたい」「距離を置きたい」と思っても、これがなかなか難しい。
 
なぜなら、お子さん同士が仲が良かったり、「もし再登校したら、PTAで会うしなぁ…」などと思うと、どう接していいか分からない、なんて親御さんも多いのではないでしょうか?
 
また、後日、「何もできないのに色々言って、ごめん」などと誤られたりすると…、「悪い人ではないので、できれば仲良くしたいな…」などと、迷いが出るという場合もありますね。
 
そこでここでは、「ママ友との適切な距離感」を考えていきましょう。
 


 ママ友との関係性を知る


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始めに、ママ友への適切な距離感を考えるには、関係性を知ることが大切です。
そのために、次の質問に答えてみて下さい。


1,ママ友は、あなたにとって、どれくらい大切でしょうか?
お子さんやご主人のように あなたの人生において、いなくてはならない存在かどうか、自問自答してみて下さい。

2,あなたは、ママ友のことを どれくらい知っていますか?
出身地・性格・フルネーム・仕事・おおよその年収・趣味や好きなこと・現在の悩み など、全て答えられますか?

3,ママ友は今後、どうしても付き合っていかなければならない関係でしょうか?
例えご近所でも、コロナ禍では、そうそう会うこともないのでは?
クラス替えや進学があると、子も親も、仲良くする人は変わるのでは?
また、お互いに仕事関係や親の介護等で、引っ越しする場合も、想定してみましょう。

4,あなた自身、現在、小・中・高学校からの友人は、何人いますか?
多くの場合、進学・就職・結婚・出産 等のライフステージが変われば、自然と付き合いもなくなっていきます。すると、仲が良かった相手でも、思い出すことも、殆ど無いのではありませんか?
 
こう考えると、お子さんの今の友達が、「一生の友」になる確率は、かなり低いのでは?(もちろん、今の友達を引き裂く必要はありません。お子さんの友達は、お子さん本人が選ぶものです。)

 
いかがでしょうか?
これらの質問に答えていくと、殆どの方が…
 
ママ友とは、「一時的で浅い人間関係に過ぎない」と思うのはないでしょうか?

また、お互いに 深い付き合いは望んでいないし、「自分が何者であるか、本当の自分も良く分からないのに、ママ友のことまで、本当の意味で知っている、といえるだろうか?」と思うかも知れませんね。

ちなみに、私がご相談を受けたある親御さんは、こう仰っていました。
 

今まで、ママ友とは仲良くしたいし、大切な人だと思っていましたが…
相手のことを何も知らないし、知ろうともしなかったってことは、私にとってママ友は、どうでもいい人間関係だったんですね。
 
それに、「娘のために」と思っていましたが、ただそれを認めると、私が冷たい人・淋しい人 と思われるのが、嫌だったのかも知れません。

 


 不登校の「他人事」と「自分事」


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次に、「不登校」という観点から、考えていきましょう。
 
あなたもきっと、お子さんが不登校になる前から、「不登校」という言葉は知っていたと思います。
でも、実際に我が子がなって、はじめて知ることの多さに、驚かれたのではないでしょうか?

不登校は、本人の性格・親子関係・人間関係・教育環境・社会環境 等、複数の原因が絡み合って起きる現象です。
 
その複雑な状況に、 自分が置かれていない場合は、「他人事」としか考えられないのが、人間の性。
そして、 この複雑な状況に 自分が追い込まれて、はじめて「自分事」として考えられるようになります。
 
故に、これを読んでいる親御さんは、不登校を「自分事」として考え、相談に行ったり、勉強をしているので、そこで得た学びや言動に、もっと自信を持ってくださいね。
 
人は自信がなくなると、周りの雑音が気になり出して、適切な判断を誤ったり、どうでもいい人にまで、「理解して貰おう」「私達親子を認めて貰おう」としてしまいます。
 
でも、その「認めさせよう」というエネルギーは、疲れるだけで、無駄遣いです。
 
なぜなら、ママ友が認めたところで、あなたやあなたのお子さんの人生に、何ら影響もなく、何かを補償してくれたり、責任を取ってくれるものでもないからです。
 
無責任に、ただ自分の思いついたことをあなたにぶつけているだけで、何の協力もしないし、解決の足しにもならないのが現実。
 
これは、今までのご自身の経験でも、十分理解できると思います。
 
例えば、お子さんが不登校になる前に、クラスの子が不登校になったという話を聞いて、あなたは、「大変だな…」と思ったかも知れません。
 
でも、実際に、何か手助けをしたでしょうか?
 
「よく知らない子だし、ママともそんなに話したことないし、何より自分達のことで精一杯だよ」というのが、一般的な感覚ですし、そうするしかできないからです。
 
ですので、 不登校が他人事のママ友にまで、無理に「理解して貰おう、認めて貰おう」とする必要はないんですよ。
 

 ママ友とは、距離を置く


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このように、 ママ友との適切な距離感とは、“ 距離を置くこと” になります。

もちろん、「でも、それじゃあ 子どもが再登校した時に、困るのでは?」とか、「私にとっては、仲良くしたい人なのに…」という親御さんもいるかも知れませんね。

しかし、ママ友の言葉に振り回され、あなたの言動に迷いが出たり、心が乱されるほうが、お子さんにとって、よくありません。
 
また、 「私はスルーできる」という方でも、ご本人が気づかない無意識レベルでは、悪影響を受けています。
 
そのため、親御さんのストレスが溜まり、言動にも一貫性がなくなると、お子さんは不安になったり、親への不信感を募らせます。
 
すると、不登校は悪化し、更なる長期化を招く可能性が高い!
これだけは、避けたいですよね。

ですので、 今、大事なことは、お子さんの不登校改善です。
 
お子さんのためにも、ご自身の心を乱されないためにも、ママ友とは、距離を置いてくださいね。

また、本当に相手のことを考えられるママ友なら、一時的に離れても、再会の時には、暖かく受け入れてくれるのではないでしょうか?
 
その時まで少しの間、お互いが お互いのすべきことをしていきましょう。
 
 
最期まで お読み下さり、ありがとうございました。
 

まとめ
 
1、ママ友との適切な距離感を考える。
2、あなたは、ママ友のことをどれくらい知ってますか?
3、不登校を「自分事」として考える。
4、ママ友との適切な距離感とは、距離を置くこと。

 
 

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