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不登校解決 の 正しい方向性

 
お子様が不登校になると、親御様は不安でいっぱい。 
さまざまな情報をネットや本で調べたり、学校、スクールカウンセリング、病院や友人知人など、あらゆる人に相談した結果…
 
「待ちましょう」「見守りましょう」「女の子は、早熟だから 大丈夫」と、
理由や具体的な対策、今後の指針となるものを聞くことができない。
 
あるいは、それぞれの回答が異なり、どれが正しい解決策なのかが分からずに、混乱してしまう場合も多いようです。
 
そこで、解決が進まない理由から導き出される、
「不登校解決 の 正しい方向性」をお伝えします。
 


 なぜ、不登校 解決は 進まないの?


 
 
不登校 解決 進まない
 

まずは、「子どもを学校へ行かせたい」お気持ちを ちょっと押さえて頂いて、女の子の 不登校解決が 進まない理由を、私と一緒に考えていきましょう。

解決が 進まない理由を知ることで、解決の正しい方向性糸口が見えてきます。
 
 
さて、さまざまな不登校支援機関に相談しても、解決が進まない理由は、主に3つ考えられます。
 

 1、そもそも不登校の専門家が少ない
 2、一人ひとりの状況や性格など、相性の合う解決法が必要
 3、親御様の協力、理解が得られない場合

 
 
このような場合、不登校は長引く可能性が高く、親御様もお子様もしんどい。
 
こんな辛さを味合わないために、それぞれをご説明致しますので、現在の状況と照らし合わせて頂き、参考にして下されば幸いです。

 

 理由1:そもそも不登校の 専門家が少ない


 

これは、「不登校を 本当に解決している 専門家が少ない」ということです。
 
なぜなら不登校は、話を聞くだけや、ただ見守っていては 解決しないからです。
 
 
もし既に何らかの支援機関へ相談されていて、何も改善がみられないようであれば、支援機関の見直しをお勧めいたします。
 
その際、正しい方向性で 解決へ導いてくれる専門家(相談者・支援者)を見極めることが、とても重要です。
 
ポイントは…
 

カウンセリングや面談で、
不登校解決の思考(考え方)と 行動方法を、具体的に伝授してくれるか、否か。

 
不登校は、親御様が相談されることから始まり、どうやって解決していくのか?
具体的な行動方法をカウンセラーが伝えたり、一緒に考えていくことで、親子で解決できるようになります。
 
この「思考」と「行動方法」を学んだ多くの親子は、お子様に変化があった時や、困った事態に遭遇した際、その都度、支援や治療を頼むのではなく、ご家庭で対処・解決できるようになるのです。
 
もしこの思考と行動方法を教えてもらえずに、何かある度に支援を必要とするなら、親御様やお子様の「人生の時間」「労力」「お金」を、大量につぎ込まなければなりません。
 
ですので、正しい方向性で 相談に乗ってくれる 専門家 や 支援者を お選び下さい。
 


 理由2:一人ひとりの状況 や 性格など、相性の合う解決法が必要


 

お子様の状況や環境、性格や原因などは、それぞれ違います。
例えば、お子様が不登校を誰かに相談することを嫌がるケースや、全く外出できない場合。
 
このような場合、親御様がお子様に内緒で相談したり、ご家族の状況を確認してから、カウンセラーがご自宅へ訪問したりと、さまざまな状況に対応する必要があるのです。
 
因みに私は、現在のお子様の状態や ご家族の状況を確認しない限り、
お子様 本人と、いきなり会って話すことはありません。
 
まずは、親御様との面談から始めて、
お子様一人ひとりに合った 解決法をご提案しています。
 
また、親御様やお子様と、カウンセラーの相性も重要です。
 
人間は、親しみを感じたり、信頼関係の築けない相手では、心を開いて話をすることができませんし、どんなにいい話を聞いても、行動するまでには至りません。
 
ですので、今までに多くの支援者にご相談経験があったとしても、「相性が合っていなかった」という場合は、解決が進まない傾向にあります。
 
ただこの「相性」は、「この人とは、全くストレスがない」という意味ではありません。
 
親御様やお子様にとって、耳の痛い話をされる場合もあるかもしれません。 
しかし、その先に、不登校解決 や 信頼関係の絆ができる、とお考え下さい。
 


 理由3:親御様の協力 と 理解が得られない場合


 

不登校解決は、親御様の協力 と 理解が必要不可欠です。
 
例えば、不登校解決法の一つとして、民間や公的な施設、寮などに、子どもを完全に預けて、不登校を改善する方法があります。
 
勿論、この方法が有益なケースもありますが、親子を引き離すことは、子どもにとって、「親に見捨てられた」「私は、いらない子だったんだ」、という取り返しのつかない思いをさせてしまうかもしれません。
 
もしそうなってしまえば、親子の間に深い溝ができ、成人してからも、親子の信頼関係を築くのは、困難になる恐れがあります。
 
また、精神病院などに無理やり入院させた場合は、私の経験上、
自宅に帰って来てから、大暴れ(復讐)する場合が殆どですから、お考え直し下さい。
 
このような理由から、不登校は、お子様と親御様が ご家庭で適切に関わり合うことにより 解決できると、私は考えています。
 
ですので、より一層の不登校へのご理解とご協力を、親御様にお願い致します。
 
 
最後に、ここでご紹介したポイントに注意しながら、
不登校解決に向けた行動を、親御様が率先して行って下さいね。
 
ただ見守っていたのでは、時間だけが過ぎてしまい、将来への更なる不安や焦りに繋がってしまいます。
 
正しい方向性を見極め、不登校解決の新たな一歩を踏み出して下さいね! 

不登校 改善・解決 の 理解 と 方向性
  

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