もっと知って欲しい 不登校のこと
不登校の6段階
不登校の段階を知る
女の子の 不登校は ひとり一人違い、状況や進み具合も異なりますが、
「目安となる 段階のパターン」があります。
![不登校 目安となる 段階 パターン](../_src/2348/mission4.png?v=1577107080113)
でも、何故 それを知る必要があるのでしょうか?
それは、“ 段階により、必要なアプローチ(働きかけ)が異なるからです。”
親御様は「段階」を知って頂き、効果的なアプローチをすることが大切です。
不登校の6段階
1 予備期
![不登校 予備軍・予備 段階](../_src/2350/stockfoto_62638449_s.png?v=1577107080113)
子どもが登校している段階です。
朝起きづらい、準備に時間がかかる、わがままや不安を言う。
この段階では、いつ不登校になってもおかしくない状態ですが、そのサインは見過ごされがちです。
この段階では、いつ不登校になってもおかしくない状態ですが、そのサインは見過ごされがちです。
![](../_src/2335/point.png?v=1577107080113)
2 初 期
![不登校 初期 段階 登校渋り・登校拒否](../_src/2352/stockfoto_62638449_s.png?v=1577107080113)
登校を渋ったり、休み休み、五月雨登校。
遅刻、早退、保健室・別室登校等が見られる。
![](../_src/2337/point2.png?v=1577107080113)
お子様には、休むことに専念してもらいましょう。
その間、親御様が 不登校の理解をしてくださいね。
3 中 期
![学校 に 行けない 段階](../_src/2354/stockfoto_62638449_s.png?v=1577107080113)
学校に行くことができません。サボっているように見えても、「行きたくても、行けない」葛藤で、もがき苦しんでいる状態です。
腹痛・頭痛・めまい・過呼吸など、身体症状が出ている場合も多くあります。他者との交流は避ける場合と、友達や親戚には、逢える場合があります。
![](../_src/2339/point.png?v=1577107080113)
初期同様、お子様は 休むことに専念してもらい、
その間に親御様が、不登校の原因・理解を深めてください。
4 後 期
![学校 を 休む 段階](../_src/2356/stockfoto_62638449_s.png?v=1577107080113)
ほとんど学校に行けない状態。
学校を休むことで、安定しています。
![](../_src/2341/point.png?v=1577107080113)
根本原因の解決・生活環境・親子関係の改善・学校との連携など、実際の行動が必要です。
親御様が 不登校を理解し、お子様の味方になってあげることが、何よりも大切です。
5 登校刺激期
![不登校 原因 を 解決し 登校刺激 段階](../_src/2358/stockfoto_62638449_s.png?v=1577107080113)
子どもの関心が 学校や社会に戻る状態。
適切な登校刺激を行い、学校との距離を縮めていく段階です。
再登校へのリハビリを行います。
![](../_src/2343/point.png?v=1577107080113)
再登校に向けて適切な刺激と、周囲の協力をお願いし、見守ることが重要です。
6 経過観察期
![適切な 見守り 経過観察 段階](../_src/2333/img20150831145503508361.png?v=1577107080113)
再発を防ぐため、リハビリ的な登校から、安定した登校へ。
休み休みでも、見守り続ける段階です。
![](../_src/2345/point.png?v=1577107080113)
高過ぎる目標を立てるなど、本人や周囲の理解が不十分なままでは、
再発の可能性がありますので、注意深く見守ります。
不登校 解決へ向けて
親御様が、不登校の段階を理解することで、お子様への接し方を変える ヒントとなります。
そして、「根本的な解決」と 「適切なアプローチ(働きかけ)」を行い、
自発的な登校へ、導くことができるのです。
不登校は、今まで 頑張ったお子様の「充電期間」であり、
学校では決して教えてくれない、「貴重な人生の学びの時間」。
この時間を大切にし、親子で不登校を乗り越えることに、
人生の大きな意味があります。
![女の子 不登校 段階別 アプローチ](../_src/2440/step5.png?v=1577107080113)