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毎日のストレスを減らす3つのコツ


中学生 不登校 ストレス 減らす
 

現在、新型コロナウイルス感染症対策として、多くの親子が、ご自宅で過ごしています。そのため、ストレスが溜まりやすい状態です。
 
ただ不登校のお子さんの場合は、学校が臨時休校になると、「みんなお休みだから、ほっとする」と思うかも知れません。
 
しかし、それは一時的なもので、過剰なストレス状態であることには、変わりありません。
 
そこで、学校がお休みの間、
「毎日のストレスを減らす3つのコツ」をお伝えします。
  

目次
1.お休みでも、消えない不安
2.1,好きなものに触れる時間を取って、自分を労わる
3.2,今日 体験したいいことを3つ 書き出す
4.3,適度な運動をする

 


 休みでも、消えない不安


 
不登校の状態は、新型コロナウイルス対策で、巣ごもりしている状態と似ています。
 
そのため、既に不登校でお休みしていたお子さんは、「臨時休校でみんながお休みなら、ほっとする」。
 
あるいは、「不登校になってからの毎日と変わらない」、と思うかも知れません。
 
しかし、不登校になっている時点で、過剰なストレスを抱えている状態です。
ですので、親御さんは、「一時的に、少し楽になる程度」と考えて下さいね。
 
なぜなら、不登校の原因が解決されていなければ、「いつかは、学校(社会)へ出て行かなければならない」という不安は、消えないからです。

とはいえ、現在のような緊急事態の中では、親御さんの心労 や 経済的な不安等、先の見えない闇のトンネルを歩いているようで、辛いですよね。
 
そこで今回は、少しでも「毎日のストレスを減らす3つのコツ」を、お伝えします。
 


 1,好きなものに触れる時間を取って、自分を労わる


中学 不登校 好きなものに 触れる

 
お子さんも親御さんも、まずは、ご自身を労わってあげて下さい。
 
これは、好きな本を読んだり、アロマの香りを嗅いだり、好きなアニメや映画を観たりと、好きなものに触れる時間を取る、ということです。
 
もちろん、心身共に 疲れを感じているようであれば、十分な睡眠でもかまいません。
 
現在のような ストレス状態にある場合は、「規律正しい生活」を心がけるのではなく、ある程度の「ゆるさ」や、ストレス発散が必要です。
 
「ゲームやYou Tube ばかりやって!」等と、イライラしてしまった時は、親御さんは深呼吸をして、6秒 待ちましょう。
 
怒りのピークは長くて 6秒です。
激高するような怒りでも、6秒をやり過ごせば、怒りに任せて衝動的に行動しにくくなります。
 
そして一日の何処かに、親御さんも、好きなものに触れる時間を作って下さいね。
 

 2,今日 体験したいいことを3つ 書き出す


中学 不登校 いいこと 日記 書き出す

 
テレビやネットでは、連日のように「新型コロナ」の情報が流れています。
ただこれは、震災の時と同じで 命に関わることなので、情報は必要です。
 
しかし、親御さんやお子さんが、恐怖や不安等のネガティブに傾き過ぎている場合は、適切な情報量にすることも大切。
 
もしニュースや情報に触れる度に、暗い気持ちになったり、無力さを感じたりして、 最悪の事態ばかり考えてしまう場合は、そんな自分をそのまま受け止めてあげて下さいね。
 
そして、ニュース等を観る時間は、昼と夜の15分程度にする等、ご自身に合ったルールを設けることをお勧めします。
 
また、一日の終わりに「今日体験したいいことを3つ」書き出してみて下さい。
 
この 「いいこと日記」のやり方は、簡単!
 

・1日の終わりに、その日に起きたいい経験について 振り返る。
・その経験について思い出せることを書き出します。
・これを毎日、3つ行う。

 
これは、「今日、見た空がキレイだった」とか、「夕食が美味しかった」等、小さなことでもいいので、その時の気持ちを思い出してみて下さいね。
 
こうすることで、脳内でその出来事を追体験したのと同じ効果が得られると、幸福・成功・ポジティブ心理学の第一人者である、ショーン・エイカー氏はいいます。
 
また、21日間この方法を続けることで、脳の回路を書き換える変化が起き、世の中のネガティブなものではなく、ポジティブなものを、まず見つけようとするパターンが身につきます。

もちろん、今は緊急事態ですので、無理やりポジティブに考える必要はありません。命に関わることは、むしろ「正しい恐怖」です。
 
しかし、一日の終わりに、不安や恐怖等の感情を、一旦フラットに戻すために、行ってみて下さいね。
 


 3,適度な運動をする


ストレス軽減 運動 ストレッチ

 
最後に、緊張状態やストレスが高まる 今は、適度な運動を心がけて下さいね。
 
緊張やストレス状態は、筋肉や神経をこわ張らせ、血流や自律神経が乱れがちになります。
 
すると、不登校のお子さんに多い、 「起立性調節障害」を、悪化させる可能性もあります。
 
ですので、症状の緩和や悪化を防ぐためにも、ストレッチや筋トレ等、お家でもできる運動をして下さいね。
 
この時便利なのが、YouTube や 市販のDVDを観ながら行うものです。
 
スポーツジムのような器具が無くても、家でできる運動が数多くありますので、お子さんや親御さんの体力に合った 運動やストレッチをして下さいね。
 
運動やストレッチをすることで、血流が良くなり、自律神経を整え、ストレスを軽減してくれますよ。
 
そして、少しでもリラックスする時間を作り、この困難を乗り越えていきましょう!
 
 
最期まで お読み下さり、ありがとうございました。
 

まとめ
 
1、いつか社会に出なければ、という不安は消えない。
2、好きなものに触れる時間を取る。
3、その日のいいことを3つ 書き出す。
4、適度なストレッチ や 運動をする。

 
 

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