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魅力的な 女の子になって、不登校を 改善する方法


女子 不登校  コンプレックス 改善

 
小学生の女の子の 不登校 理由の一つに、「コンプレックス(劣等感)」があります。
 
しかし、親御さんから見ると…
 
「え、そんなことで???
 美人じゃない、ちょっとぽっちゃりとか、
 コンプレックスって、誰でもあるのでは?」と思ったり。
 
「そんなこと言われても、どう接していいか…?」と、悩んでしまいがちです。
 
そこで今回は、
 
「コンプレックス(欠点・強い劣等感)」について考え、
「魅力的な 女の子になって、不登校を 改善する方法」をお伝えします。
 

目次
1.「コンプレックス」と「不登校」の関係
2.コンプレックスがきっかけの Sさんの不登校例
3.コンプレックス(劣等感)を感じる要素
4.子どもの葛藤を理解する


5.体質や特徴を改善し、魅力的な女の子になる方法

 


 「コンプレックス」と「不登校」の関係


 
冒頭にもお伝えしましたが、不登校理由(きっかけ)の一つに、「コンプレックス」があります。
 
このコンプレックス、学術的には種類があるのですが、ここでは主に、不登校のきっかけに多い、「欠点」や「強い劣等感」について、考えていきたいと思います。
 
人が、「欠点」や「強い劣等感」を感じる場合、大きく分けると、2つの気づき方があります。
 
1つは、自分で鏡や写真を見て、「私、もう少し痩せて、キレイになりたい!」等、「理想の自分」から比較して、気づくという場合。
 
2つ目は、「○○さんて、髪がキレイなのに、顔が残念」等と、「容姿」「性格」「勉強」「家族」等、さまざまな要素を、自分以外の他者にからかわれたり、いじられたりする、他者の評価を受けて、気づく場合です。
 
後者の場合、「いじめでは?」と、思われる方もいるかも知れません。
 
もちろん、明らかにしつこくからかったり、特定の相手がいる場合は、「いじめ問題」の解決が必要です。
 
しかし、どんな人間関係においても、「誰も傷つけず、傷つかない」ということは、ありません。
 
ですので、傷つけられた被害者意識に集中するよりも、今は、「どんな対処や、改善策があるのか?」を知ることの方が、価値的ではないでしょうか?

親御さんは、学校をお休みしている間に、お子さんの辛さや悔しさは、受け止めてあげて下さいね。
 
そして、「コンプレックス(欠点・強い劣等感)と、どう向き合うか」を、親子で話し合うことが、とても重要です。
 
とはいえ、分かりずらいかも知れませんので、「コンプレックス」が、きっかけだったSさん(小4)の不登校体験で、お話したいと思います。
 


 コンプレックスが きっかけの  Sさんの不登校例


 
小学4年生のSさんは、大人しい女の子。
共働きのご両親とお祖母さん、3つ離れた弟さんの5人家族です。
 
Sさんは、5月の連休明けから登校渋りが始まり、親御さんやお祖母さんに、毎日、なだめすかされるようにして、なんとか一学期を終えたそうです。
 
しかし、二学期が始まると、不登校になりました。

不登校になりはじめの頃、Sさんは、理由を全く話さなかったそうです。
 
すると、理由が分からないこともあり、
些細なことで家族がイライラしてしまい、喧嘩が絶えない毎日に…。
 
ところがある時、そんな親子喧嘩の中で、Sさんがこんなことを言ったんです。
 
「なんで、私をこんなブスで、不潔に産んだのよ!!」
「家族なのに、どうして、何も協力してくれないの?!」
 
親御さんは、最初、意味が分からなったそうですが、よくよく話を聞いてみると…
 
Sさんは、クラスの女の子数人から、「フケが多く、気持ち悪い」「近寄りたくない」等々と悪口を言われ、仲間外れにされていたのです。
 
実はSさん、以前、その話をお母さんにしたそうですが、仕事が忙しく、詳しく聞いてもらえなかったのだとか。
 
仕方なく、おばあさんに相談したそうですが、伝え方が悪かったようで、
「小学生が色気図いて、何を言っているんだ!」と酷く叱られ、もう何も言えなくなったそうです。
 


 コンプレックス(劣等感)を 感じる要素


小学生 の 劣等感 コンプレックス 克服法

 
いかがでしたか?
女の子は一般的に、「容姿」や「おしゃれ」に興味が強く、他人との違いに敏感です。
 
加えて、子どもは成長途中なため、他人との違いを、すんなり受け入れることが、なかなかできません。
 
すると、身体的な特徴や体質も、「清潔感がない」「気持ち悪い」「生理的に受け付けない」と感じてしまうんです。
 
例えば、次のようなものです。
 
・体質的にフケが多い
・体臭がキツイ
・毛深い
・ホクロが多い・大きい
・爪が汚れている
・肌荒れやニキビが多い etc…
 
そして、これらを他者から指摘されたり、自らが自覚することによって、他者との差異を、「コンプレックス(劣等感)」と感じるんです。
 

 子どもの葛藤を理解する


 
上記のような要素は、本人にあまり自覚がない場合、お友達に嫌がられていることに、気づきません。
 
また、自覚がある場合は、「仕方のないこと」と、本人は理解しています。
 
しかし、「どうにか変えたいのに、できない葛藤」で…
「なんで、こんな風に産んだんだ!」等と、親御さんに、当たってしまうことがあります。
 
あるいは、「仕方のないことだから、誰にも相談できない」と思い込み、一人で悩みを抱え込んでケースも多い。
 
すると子どもは、経済力 や 知識がまだ未熟なため、よい改善策が見つけられずに、「コンプレックスの塊」になったり、誤った方法で 改善しようとする傾向があるんです。
 

一方、八つ当たりされる親御さんも、辛い思いですね。
 
親御さんの中には、負い目を感じてしまい、お子さんとの対話を避けてしまう方もおられます。
 
もちろん、今までにも色々な情報を調べたり、専門家に相談しても、「どうすることもできなかった」という場合もありますよね。
 
ただ時代と共に、原因の解明や、科学・医療技術の進化により、お子さんの希望を叶えてあげられることも、増えてきました。
 
ですので、もしお子さんの「コンプレックス(気にしていること)が、何か?」
心当たりがあるようでしたら、今一度、改善策や付き合い方を、見直してみてはいかがでしょう?
 


 体質や特徴を 改善し、魅力的な女の子になる方法


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まずは、お子さんの悩んでいる体質や特徴について、親御さんは、よく話を聞いてあげて下さいね。そして…
 

・それは、今現在も 変えることができないのか?
・あるいは、何らかの改善策が あるのか?

 
もう一度、調べてみて下さい。
 
医学や技術の進化により、もし改善策があるようなら、親御さんが協力することを伝えて、お子さんに「○○するのは、どうかな?」と提案してみる。
 

【Sさんの例なら…】
・フケのタイプを見極める。
・Sさんの体質に合ったシャンプーに変える。
・頭皮に優しい髪の洗い方を学び、実践する。等々


もちろん、お子さんの体質や特徴によっては、「上手に付き合っていくもの」という場合もあります。
 
あるいは、改善策はあっても、今は、本人の年齢が達していない、経済的に厳しい等、様々なケースが考えられます。
 
いずれにしても、親御さんは次の3点を伝えて、お子さんに安心してもらいましょう。
 

・「お母さん(お父さん)は、あなたの味方だよ」
・「完璧な人間はいないんだから、みんなと同じじゃなくていい。
  それは、個性なんだよ」
・「○○は、どうしたいかな?
  では、お母さんと(お父さん)、一緒に考えていこうね」

 
そして、お子さんの望みを、なるべく叶えてあげて下さいね。

また、Sさんのように、伝え方 や 祖父母様との考え方・価値観の違いにより、不登校が悪化することもあります。
 
大変だと思いますが、親御さんは、祖父母様に現在の状況をご説明頂き、ご理解とご協力が得られるよう、努めて下さいね。

最後に、親御さんという「最強の味方」を得たお子さんは、体質や特徴を「個性」と捉えられるようになったり、改善する「意欲」が引き出されます。
 
親御さんは、焦らずに、少しずつ改善していきましょう。
そして、魅力的なお子さんを、応援してあげて下さいね!
 
最期まで お読み下さり、ありがとうございました。
 

まとめ
 
1、コンプレックスと どう向き合うか、親子で話し合う。
2、お子さんの悩みは、何だと思いますか?
3、他人との差異を、受け入れられないことがある。
4、もう一度、改善策がないか、調べてみる。
5、親御さんは、いつでも「子どもの味方」でいる。

 
 

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